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Jackery(ジャクリ)ポータブル電源が停電時に大活躍した話。震災への備えに絶対必要だと感じた。240、400、700、セール、ソーラーパネル、評判、口コミ、評価、ランキング、最強、おすすめ、大容量、日本製、地震、対策、グッズ、備え、用意、準備

今回は、2022年3月に起こったマグニチュード7.4の大地震で、実際に被災した際に大活躍をした、Jackery(ジャクリ)ポータブル電源の震災時の必要性に関して話をしていきます。

  • ポータブル電源が、震災時に具体的にどういった形で役立つのか知りたい
  • 震災時の備えをしなきゃ…と感じている
  • ポータブル電源の必要性を知りたい。購入を検討している。
  • ポータブル電源のおすすめブランドは何なのか知りたい
  • Jackery(ジャクリ)ポータブル電源は本当に良いのか知りたい

上記に当てはまる方は、読んでおいて損は無いかと。

ちなみに、僕が震災にあった時の当初の体験談を振り返った内容は、この記事後半にある「被災。当時を振り返って。」から読むことができます。

目次

震災への備えになるというけれど、本当にポータブル電源は必要なのか?

これは我が家のjackeryポータブル電源。外でmacも充電できちゃう優れもの。

ポータブル電源のメリットとしてよく挙げられるのが、電気の供給がない場所でも電気を使用できるため、携帯充電や暖房器具などの利用が可能!といったものです。

つまり震災時に大活躍!といった項目をよくみるのですが、これは本質的には少しずれていると感じています。

なぜなら震災時に電気が欲しいのであれば、避難所に行けば良いからですね。

(避難所に行くまでに電気が必要!といった状況の場合は、ポータブル電源が大活躍するので、一概には言えませんが。。。)

最近では避難所にもポータブル電源が置いてあるため、携帯の充電はできますし、もちろんそこには暖房も完備されています。

実際に被災した身から言うと、結果的にポータブル電源は、避難所で籠りっぱなしの鬱々とした生活を避けるために必要だと感じました。(後述しますが、最終的に避難所難民を避けることにもつながります)

無理に避難所へ行く必要がなくなる → 集団感染のリスクが大幅に減る

災害時の性被害深刻 避難所や転居先多く(2021/3公開)|気象・防災|徳島ニュース|徳島新聞電子版

まず実際に震災にあってから、ポータブル電源を事前に購入しておいてよかったと感じた点が、無理に避難所へ行く必要がなくなったことです。

過去、東日本大震災の時に避難所へ行ったことがありますが、あの空間は僕にとって本当にしんどかった。

姉はドライヤーがろくに使えず、髪が痛むだの。適切な温度のお湯で洗顔ができないだの。湿度が高くて気持ち悪いだの。文句ばかり垂れていましたが、完全に僕も同じ気持ち。

人口密度が高すぎて、常にじめじめとした空気が体育館の中を占めていました。

加えて、他の人の体臭もしんどかった。

「お湯の節約がみんなのためになる」といってお風呂に入っていないおじさんもいたり、当然ながら洗濯ができないので足の臭い人たちがたくさんいました。

就寝時もその匂いに囲まれて寝るしかないし、いびきでうるさい人もいるし。。。

また、避難所では上記画像の通り、人と人との距離が非常に近いです。(現在は感染予防のため、もう少し距離が離れています。)

体育館がいくら広いとはいえ、町中の人たちが一箇所に集まるわけですから、クラスターのリスクが大幅に上がることは間違いありません。

こういった、電気がないためどうしても避難所に行かなければいけない。。といった状況を、ポータブル電源一つで防ぐことができます。

(避難所を推奨していない訳ではないですが、後述する理由も含めて、自宅避難できる人は、そちらの方が良いと僕は思っています。)

避難所難民を避けることができる

とはいえ、「被災した時は避難所に絶対行くから!?何言ってんの!?」と思っている方。

最近では、コロナ対策による影響で、避難所難民と呼ばれる方々が増えていることをご存知でしょうか。

関連記事:「コロナ対策の影響で定員オーバー:避難所難民に関して」

本来なら1,500人入る体育館でも、コロナウイルス対策の観点から、500人しか入らないケースが多々あるようです。

結果、あぶれた人はライフラインの断たれた自宅で避難するしかありません。

こういった、避難所に行きたくてもいけない人のことを避難所難民と呼ぶらしいのですが、結果的にポータブル電源を購入しておくことは、避難所難民を意図的に避けることもできるんです。

大きく被災した際にも、できるだけ生活水準を上げられるように備えておくことの大切さは、僕自身が身を持って体験していますから。。。

ポータブル電源の用途・かしこい使い方【Jackeryポータブル電源公式】>>>

では、どのポータブル電源を購入しておけば良いの?

震災時のポータブル電源の必要性を知ったところで。

では、震災時に備えてどんなポータブル電源を購入しておけば良いのでしょうか?

2022年現在、ポータブル電源にもさまざまなブランドが存在しますが、最もおすすめなのがJackery(ジャクリ)のポータブル電源です。

世界で、日本で、最も人気なポータブル電源ブランド

Jackery(ジャクリ)は、創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり、2012年米国シリコンバレーで設立されたポータブル電源ブランドです。

ポータブル電源といえばJackeryと言われるくらい、ブランドとしての認知度があります。

おそらく日本で最も売れているポータブル電源ブランドであり、皆さんも一度見たことがあるのではないでしょうか。

一般的にポータブル電源を選ぶ際に、最も重要視したいのがバッテリーの質です。

皆さんも、スマホやその他電気機器を使用し続けていたら、バッテリー最大容量がどんどん減っていったという経験をしたことがあると思います。

その点において、ポータブル電源ブランド最大手であるJackeryのバッテリーは全く心配ありません。

使い勝手の良いプロダクトデザイン

持ち手には滑り止め加工も。しかもそんなに重くない。

Jackeryのバッテリーは、上記画像の通り、使い手の利便性を考えた設計になっています。

出力ポート・入力ポート・ボタン等が全て正面に配置されており、操作に迷うことがありません。

また持ち手のハンドル部分は折りたたみ式になっているため、設置後はちょっとしたミニテーブルに使えたり、複数のポータブル電源を重ねて使いやすいというメリットもあります。

使い手の気持ちをしっかりと意識したデザインだといえるでしょう。

液晶ディスプレイが見やすくシンプル

バッテリー残量や、どれだけ電気を出力しているのかなどが一目でわかります

パッと見た際に、バッテリー残量が瞬間でわかるような形となっています。

また、表示形式がシンプルであるため、バッテリーの状況を瞬時に判断できるのは非常に心強いです。

災害時は瞬時の決断力が求められる場面が多々あるので、瞬時にバッテリー残量や状況がわかるのは非常に心強いですね。

高い安全基準をクリア

Jackeryのポータブル電源はPSE(電気用品安全法適合性検査)FCC(北米無線通信規格)RoHS(ヨーロッパ生まれの環境対策基準)UN38.3(国連輸送勧告試験)など、電気製品として複数の安全基準をクリアしています。

さらに、最も人気なモデルである1000モデル708モデルは、「防災製品等推奨品」に認証されており、「災害時における安全性、機能性、利便性に寄与する製品である」と評価を受けています。

購入するならどの容量が良いのか

そんなJackeryですが、「240」「400」「708」「1000」「1500」モデルと、大きく分けて5つのバッテリー・出力容量で展開されています。

では震災時の備えとして常備しておくのであれば、どの容量が適切?なのでしょうか。

大容量であればあるほどもちろん良いのですが、個人的に震災への備えとして常備しておくなら、最大容量である「1500」もしくは「1000」をおすすめします。

「Jackery ポータブル電源 1000」モデルの性能・値段を見てみる【Jackery公式】>>>

「Jackery ポータブル電源 1500」モデルの性能・値段を見てみる【Jackery公式】>>>

その他モデルの性能・値段を見てみる【Jackery公式】>>>

「Jackery ポータブル電源 1000」or「1500」をおすすめする理由

こちらの理由に関しては、以下2点が挙げられます。

  • バッテリー容量の問題(災害時の電力復活日数を加味して)
  • 出力できるワット数の違い(利用できる家電の幅が変わってくる)

バッテリー容量の問題

まずはバッテリー容量の問題です。

こちらは単純に、「1000」以下のモデルだとバッテリー容量が足りなくなる可能性があるからです。

実際に、東日本大震災時と阪神淡路大震災時の電力復活日数は以下表の通りでした。

電気が復旧するのに、東日本大震災では最大で6日阪神淡路大震災では2日かかっています。

そんな中、「1000」モデルの1つ下モデルである「708」モデルのアンペア数(バッテリー容量みたいなもの)は、191400mAhです。

これは、キャンプ、災害時に2~3日使用できる容量と言われています。

対して「1000」モデルのアンペア数は、278400mAhとなっており、キャンプ、災害時に3~4日使用できる容量と言われています。

「1500」モデルは、さらに上の426300mAhとなっており、キャンプ、災害時に3~6日使用できる容量です。

表にまとめるとこんな感じですね。

スクロールできます
モデル利用可能Ah(アンペア)数キャンプ、災害時に使用できる日数
「708」191400mAh2~3日
「1000」278400mAh3~4日
「1500」426300mAh3~6日

必ずしも「1500」モデルを購入する必要はありませんが、震災に備える目的で購入するのであれば、最低でも「1000」モデルは欲しいところです。

また「1000」モデルの場合、後述するソーラーパネルと組み合わせることで、半永久的に電力を使用し続けることもできます。

出力できるワット数の違い

出力できるワット数も、各モデルによって変わってきます。以下、出力ワット数の表です。

スクロールできます
モデル出力可能W(ワット)数利用できる家電
「708」708Wスマホ、パソコン、タブレット、電気毛布
「1000」1002W炊飯器、ドライヤー電気ケトル、オーブントースター、電子レンジヒーター
「1500」1800Wホットプレート、ファンヒーターポータブルクーラー、コーヒーメーカーなど

上記表を見てもらえれば分かる通り、「708」モデルでは708Wの出力しかできません。

つまり、被災した場合でも、スマホやPCの充電、電気毛布くらいしか使用することができないんですね。

対して「1000」モデルの場合は、1002W以内の出力が可能なため、使用できる電化製品の幅が大きく広がります。

特に、上記表内の赤字部分である、ドライヤー、電気ケトル、電子レンジ、ヒーターなどが利用できるのは非常に大きいメリットです。

震災時に備えて購入したのに、結局役立つのはスマホを充電することくらい…。とならないように、きちんとモデルは吟味するようにしましょう。

正直なところ、この「出力できるW数の違い」だけで「1000」モデル以上を購入する大きな理由になると思います。

ちなみに我が家は、こちらのJackery ポータブル電源 1000に加えて、ソーラーパネルも購入しています。

これらモデルの選び方に関しては、出力対応家電なども記載されている、jackery公式サイト「jackeryポータブル電源の選び方」にも詳しく記載されているので、一度目を通しておきましょう。

ソーラーパネルとセットで売られているけどあれは何?

どのブランドを見ても、ポータブル電源はソーラーパネルと一緒にセットで売られていることが多いです。

その理由として、以下2点が挙げられます。

  • 電気代を大幅に削減することができる
  • 電気の供給がないところでも、Jackery自体のバッテリーを充電できる

まず、ソーラーパネルを活用することで、電気代を大幅に削減することができます。

Jackeryに充電するための電気を、太陽光から発電することによって、家の電気代を節約することができるんですね。

ちなみに「太陽光から」と記載しましたが、上の画像のように家の電気の光でも充電できちゃいます。すごい。。

また、もし電気の供給が開始されていない間に、ポータブル電源のバッテリー残量がなくなったとしても、日中にソーラーパネルを利用して無限に充電することができます。

曇りの日も一応充電できるので、災害時の備えとしてポータブル電源を購入する場合、ソーラーパネル1枚は持っておいた方が良いかもです。

Jackeryポータブル電源ソーラーパネルセットの価格を見てみる【Jackery公式】>>>

被災。当時を振り返って。

2022年3月16日。

その日僕は、福島県にある実家に帰省中でした。

家族全員で食卓を囲み、母の手料理を食べ、父とテレビを見ながら野球の話をする。

久々の実家を噛み締めながらお風呂に浸かり、就寝の準備を行なっていました。

相変わらず実家の枕は硬いなぁ(笑)と思いながら、布団に入りスマホを触っていた最中。

突如巨大な揺れが僕たちを襲ってきました。

瞬間電気は消え、卓上のps5が床に転げ落ち、カラーボックスは倒れ、リビングから冷蔵庫上の電子レンジなどが落ちる音が聞こえます。

23時36分。

宮城県と福島県でマグニチュード7.4の地震が発生。

僕の実家の中は滅茶苦茶になりました。

でも大変だったのはそこからでした。

まず、一気に全てのライフラインが使えなくなりました。

水。電気。ガス。全て止まってしまい、部屋の中は真っ暗。当然ながら、暖房も空気清浄機も冷蔵庫も何もかも動きません。

3月とはいえ福島は寒いんです。

ここで、充電していたJackeryポータブル電源が役立ちました。

また、母がJackeryポータブル電源を購入した理由が、避難所での集団コロナウイルス感染を避けるためでした。

個人的にも、狭くむさ苦しいあの空間に長時間閉じ込められるのは精神的にも参ってしまう…と感じたため、ポータブル電源を購入していた母には本当に感謝でした。

後にこの地震は、福島県沖地震 (2022年)と名付けられたそうです。。。

2022年の地震発生回数は、1〜3月の間だけで568回。

568回。この数字が何を表しているのかご存知でしょうか。

これは、2022年1〜3月に発生した地震の数を表しています。

明らかに地震の数は多くなってきており、日本では今後、南海トラフ地震や首都直下型地震も控えています…。

東北にお住みの方はもちろんのこと、南海トラフがきたら危ないかも…と感じている方。

首都周辺に住まれている方は、突然の地震でライフラインが絶たれてしまうその日のために、必ず備えておきましょう。

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